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Ayumi
画家・クリエイター。
東京デザイン専門学校 イラストレーション科卒業。
中国・インド哲學の學びから、その要素を取り入れた細密画を制作。粒子状の点と線で描く細密画(ペン画)で、モノクロでありながらも “光" を感じる世界を創り上げる。
九性氣學鑑定士、シータヒーラーの顔も持ち、現在は神奈川県を拠点に作品展やワークショップを展開活動中。
真理の探究とともに、調和と共存を意識した「人を癒す絵」を描く画家を目指す。
Ayumi is a professional artist painter who lives in japan. She has collaborated with various artist around Tokyo.
子供の頃から絵を描くことが好きだった私は、外出する時も鉛筆とノートを持って行きました。私が6歳の時、母に連れられて『親子で学ぶちぎり絵教室』へ出かけた時のことです。大人たちの話がわからない私は、母からノートと鉛筆、そして姉が小学校で使っていた図画工作の教科書をもらい、とあるページのデッサンを描き始めました。私の絵を見た講師の先生が驚き、たくさんの質問を私に投げかけてきたのを今でも覚えています。見たものを真似して描くことから私の絵描き人生は始まりました。
10代は似顔絵やイラストを主に描き、専門学校で絵を学んでからはアクリル画でリアルイラストレーションを制作しました。30代は制作以外に、デザインや写真、陶芸や裁縫等の楽しみの中で今の私自身へとつながる様々な経験をしました。
再び制作に本格的に取り組み始めたのは、子育てに一息ついた2014年からです。経済的に厳しかったのもあり、予算がかからず部屋が手狭でも制作可能なペン画に取り組み始めました。心の探求にも興味がわき、哲学を学び始めたのもこの時期です。
私が小学生の頃、衝撃を受けたニュース映像がありました。水飲み場で休んでいる野生の鹿が、突然ワニに襲われ水の中に引きずり込まれそうになり暴れていると、カバがワニに突進して鹿を救い出したのです。胸が熱くなった感覚を今でも覚えています。人類に国境がないように、動物の世界にも「愛と平和」が存在するのだと知りました。
おそらくこの頃から目に見えない何かについて感じ、意識を向けていたのだと思います。真理を探求する中で感じたことや伝えたいことを絵に描き、たくさんの人に見てもらいたいと心から感じるようになりました。
哲学の学びから宇宙と生命エネルギーの共通は “光” であり、私たちそのものが “光” であるということを知ったことから、私はモノクロでありながらも光を感じる世界を表現し描いています。
私にとっての制作とは、エネルギー(光)を生み出すことであり、エネルギー(光)を与えることでもあります。
あえて白黒で表現することで、鑑賞者が自ら感じる光の色を、想像の中でカラーへと変化させて欲しいと考えています。心の奥底に存在する、光の色の創造へと繋げられる作品創りを私は目指します。
I create my drawings using light in monochrome. I have learned about philosophy that a common factor between “the universe” and “the human energy” is light. My intention is to create energy (light) and give it to viewers.
I consistently use monochrome in my works so the viewers can color the design with their own imagination. Through my drawings they can create their own colors that are their hearts.
人間とは、探求し続ける生き物です。私達は様々な経験をもって生きる道を探索し、失敗や挫折を繰り返しては何度も軌道修正をして生きています。
考えては行動し、泣いては笑い、何が大切なのか？何をしたらいいのか？自分に問いかけながら人生を歩んでいます。
人はいつでも少し先の未来へ向かって進み、一歩一歩着実に成長しています。
何かに迷った時、悩んだ時には希望という “光” を見出すでしょう。でもそれは、目には見えません。光は心の中にあり、それぞれが異なる輝きを放っています。光とは輝きで、生命でもあります。全ての人の全ての命が輝いているのです。
私はその光を、絵で表現します。
私が描くモノクロの世界に、鑑賞者が色付けをすることで唯一無二の作品が完成します。イメージの中での着彩は、気分によっても環境によっても大きく変わることでしょう。
心の色をイメージで彩るというのは、想像を創造するということです。
色の広がりは無限です。鑑賞者には、観るだけではなく色の創造を繋げたいと私は考えています。モノクロの魅力は、そこにあるのです。
As human beings we are always exploring the way of our lives. We make changes in our lives based on experience including failures and setbacks. We keep asking ourselves “What is the most important thing?” or “What is the best decision?”
Our lives are going on even in this moment, learning something new all the time.
When you lose your way, you seek hope. The hope is actually ‘light’ which you are not able to see. The light exists in your mind radiates different colors.
The light is the glow of life, itself. All people’s lives are just so radiant. I do convey the light in my paintings. The viewer makes my monochrome works unique by imagining color on their own. The color will be different depending on mood and their environment. Expressing their true color is their imagination. The spectrum of colors is infinite. I hope that viewer can imagine colors. That is why I enjoy my painting in monochrome.
私たちは、光の波長が変わることによって色の違いを感じることができます。そして、「光」によってあらゆる形を捉えモノを見ることができています。“色” は絵の具を使って表現しますが、では “光” はどうでしょう？
まっすぐ進む光、反射する光、分散する光、吸収される光……これ以上小さくできない粒の性質を持っているこうした光を表現するには、粒子状の点しかないと私は考えました。
「粒子状の点描で他に類を見ないモノクロの世界を創り上げる」
この究極ともいえる点描画に私は挑戦します。
鑑賞者には、個々のイメージによる着彩という楽しみと、知識教育では得られない感覚の磨き上げを提供できるでしょう。
「作品原画を通じて繊細さと丁寧さと情熱を感じ取ってもらいたい」と思うのは、それ自体がエネルギーであり、これが鑑賞者への最大の還元であると心から感じるからです。
We can feel the difference of colors by the changing wavelengths of light. We can recognize all objects through the light. Colors are expressed by painting, but what about light?
The lights going straight, reflecting, dispersible and absorbable…. To express the light, which can’t be minimized any more, is painting by tiny dots.
-Creating an unparalleled monochrome world with very tiny dots.
This technique, using such tiny dots, is very challenging. I will be able to introduce the viewer to enjoying coloring the design with their own imagination, and to sharpen their sense of beauty, which is not possible to learn from traditional education.
Sensitivity, politeness and passion…I hope you feel those emotions. Because I believe that my work itself comes from energy and it will inspire viewers.